糖尿病について

「糖尿病」と聞くとどのようなイメージをお持ちでしょうか。目が悪くなったり、足を切ることになったり、人工透析が必要になったりなど、怖いイメージでしょうか。それとも、特にイメージはなく、自分は大丈夫で関係がない、などでしょうか。

 

実際、糖尿病は「放置すると非常に怖い病気」です。しかし、早めに適切に治療をしていれば「恐れる必要のない病気」です。

 

糖尿病になっても、初期の場合、ほとんど何も症状はありません。健康診断など血液検査の結果、「糖が高い」などと医療関係者に指摘されても、何の実感もないのが普通かもしれません。ただ、糖尿病の怖いところは、まさにその「何の症状もない」ところにあるのです。症状がなくとも、高い血糖が続くと、必ず体に深刻で取り返しのつかない障害(合併症)を来します。ですが、できるだけ早めからしっかり治療をしていると、特に何の障害もなく、健康な人と変わらない(もしくはそれ以上の)寿命を全うできます。

 

できるだけ早めという理由には2点あります。まず第1に、合併症が生じないよう予防する事が大事です。また、高い血糖が続くと、膵臓というインスリンを出す臓器が疲れ、機能が低下してしまい、その後の治療が難しくなってしまうことです。

 

信頼できる医師と、早めにしっかり治療に取り組むことがもっとも大事なことです。